神戸・山口蛍は札幌戦欠場 三浦監督「現時点では厳しい」攻守の要が当面離脱

 J1神戸の三浦淳寛監督(47)が17日、札幌戦(18日・神戸ユ)に向けてオンライン取材に応じ、前回5日の広島戦(Eスタ)で負傷交代した元日本代表MF山口蛍(30)に関して「現時点では厳しい」と欠場を明らかにした。

 山口は広島戦の前半32分に左ふくらはぎを押さえて負傷交代。三浦監督は負傷の詳細は明かさなかったが、「彼は元々体が強いので他の選手たちに比べて復帰は早いとは思いますけども、今現時点では厳しいです」と当面の離脱となることを説明した。広島戦まで今季リーグ戦26試合でフルタイム出場を続けてきた攻守の要を欠くことになる。

 一方で広島戦から13日ぶりの試合となることから今夏に加入したFW武藤、大迫、ボージャンが連携を深める時間は増えた。新加入3選手について、三浦監督は「大迫、武藤に関してはコンディションはだいぶ上がってきている」と手応えを語る。ボージャンについては「コンディションは上がってきてはいるけれど、まだ彼の100%の状態ではない。試合もずっと離れていましたし、1人でトレーニングしている時間が長かったので。基礎的なところを上げていく段階です」と説明した。

 オンライン取材に応じたボージャンも現在のコンディションを説明する。「合流前に2週間の隔離期間があり、日本というまったく新しい気候、環境にも適応しなければならないなどいろいろな要因が重なってくる。練習の中での感覚というのは間違いなく良いということは感じられています。与えられる試合時間を1分でも多く積み重ね、早く90分プレーできるコンディションに到達できるように頑張りたい」と話した。

 今回の札幌戦は本拠地ノエビアスタジアム神戸で開催予定だったが、ピッチコンディションが悪化したことで、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場に変更となった。神戸ユをチェックしたという三浦監督は「しっかりとボールを持ちながら試合をしていきたいというのが我々のスタイル。それを考えるとピッチの状態というのは重要になる。夏場のノエスタは非常に難しくなるというのは理解しているが、よりいいプレーがユニバで出せればなと思います」と話した。

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