欧州CL 昨季王者チェルシー白星発進 移籍金150億円で加入のFWルカクがV弾
「欧州CL・1次リーグH組、チェルシー1-0ゼニト」(14日、ロンドン)
開幕し、H組で昨季王者のチェルシー(イングランド)はFWルカクが決勝点を挙げ、ホームでゼニト(ロシア)を1-0で下して白星発進した。
チェルシーが手堅い試合運びで貫禄を示した。互いに決定機の少ない一戦は、今季加入したFWルカクのゴールが勝負を分けた。
前半は守備的布陣の相手を攻めあぐねたが、後半24分に均衡を破った。主将のDFアスピリクエタが右後方からクロスを入れると、ルカクが頭で力強くたたき込んだ。限られた好機を逃さなかった新エースは「5バックの相手と戦うのは慣れているから」と胸を張った。
昨季の課題だった決定力不足を解消するため、150億円近い巨額の移籍金を払って獲得したのがルカク。トゥヘル監督は「これほど質の高いFWはあまりいない」と絶賛した。