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【福西崇史 熱血EYE】前回の反省点を短期間でしっかり改善できた

 「W杯アジア最終予選、中国0-1日本」(7日、ドーハ)

 2022年W杯カタール大会で7大会連続の本大会出場を目指すB組の日本は第2戦・中国戦に1-0で勝利。2日の初戦でオマーンに0-1で敗れて黒星発進となった今回の最終予選で初勝利を飾った。前半40分にFW大迫勇也(31)=神戸=が先制ゴールを奪い、そのまま逃げ切った試合をW杯2大会出場の元日本代表MF福西崇史氏(45)が分析した。

  ◇  ◇

 とにかく勝ち点3を取れたことが大きい。1勝1敗として、ようやく本当のスタートラインに立てた。

 前半は5バックで守りを固めてきた相手に何度も絶好機を逃したが、得点は右サイドを突破した伊東のクロスを大迫が決める単純な形。決まるときはそんなもので、決めきった大迫はさすがだ。

 攻撃は2列目の動きがよく、左に入った古橋と右の伊東が狙い通りにスピードを生かせた。中央の久保建に縦パスが入るケースが多く、ワンタッチのパス交換やドリブル突破で相手の守りを崩せた。ボランチの柴崎と遠藤の動きもよく、久保建にボールが収まることでどちらかが攻撃に参加できた。

 守備陣も相手がシステムを変更して攻撃を仕掛けてきた後半は、2度追い、3度追いをして走り負けなかった。何より初戦と違ったのは、それぞれの選手がボールのないところでも足を止めずに動き続けたこと。受け身に回って淡々と90分が過ぎてしまった前回の反省点を、この短期間でしっかり改善できた。

 日本がもう1敗もできない状況に変わりはないが、今回の勝利でメンタル的にはかなり楽になったはず。1カ月後には再び負けられない2試合があるが、この日のような戦いを続けていくしかない。(02年日韓、06年ドイツW杯日本代表=デイリースポーツ評論家)

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