セルティック移籍の古橋 17日C大阪戦が神戸ラストマッチ 平野SDは補強を明言

オンライン取材に応じる神戸・平野SD(C)VISSEL KOBE
神戸・古橋亨梧
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 J1神戸は16日、日本代表FW古橋亨梧(26)がスコットランド・プレミアリーグのセルティックに完全移籍することでクラブ間での基本合意に達したことを発表した。現地でのメディカルチェック等を経て、正式契約が結ばれる予定。

 この日、神戸の平野孝SD(47)がオンライン取材に対応。古橋について「明日の試合が最後ということです」と17日のC大阪戦(ヨドコウ)が神戸ラストマッチとなることを明らかにした。

 シーズン中の移籍を認めることは難しい判断だったと明かす。「古橋自身がヴィッセルに加入してきた時から彼が思い描いてきた夢というものを我々も共有はしていた。お互いにとってベストのタイミングで行ければ良かったんですが、ヴィッセルからヨーロッパで活躍して最終的には日本サッカー界にとって還元できるような選手になってほしいという思いで送り出しました」と古橋の夢を尊重したことを説明した。

 今季14点の古橋が抜けることで戦力ダウンは免れない。前線の選手の補強について「もちろん。それも同時進行という形で進めてはいます」と明言した。

 古橋を巡ってはオランダ1部PSVアイントホーフェンとベルギー1部アンデルレヒトからも獲得オファーが届いていたが、セルティックは両クラブを上回る好条件を提示して争奪戦を制した。複数年契約で移籍金は2016年夏にFW浅野拓磨がJ1広島からイングランド・プレミアリーグのアーセナルに完全移籍した際に支払われた500万ポンド(約7億6000万円)に迫る日本人最高クラスとみられる。移籍金について「ご想像にお任せしますが、今はチームが3位、彼が得点王ランキングトップに立っているということをご理解していただければと思います」と話した。

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