レアルのペレス会長 さらなる暴露音声でCロナらを酷評 対メディア戦争も勃発?
サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長の陰口音声がさらに流出。元所属選手のクリスティアーノ・ロナウド、元監督のモウリーニョに対しても手厳しい評価をしているものとされている。さらにスペイン主要報道機関と全面的に敵対する考えも示している。
情報源は、前回同会長のラウール、カシージャスを非難する音声を発表したスペインのウェブ新聞エル・コンフィデンシャル。それによるとペレス会長はCロナウドについて「狂っている。あいつは愚か者。君たちは彼を普通だと思っているがそうじゃない。でなければ彼がやる全てのことをやらないだろう」と断言している。マドリードでも指揮したジョゼ・モウリーニョ監督に関しては「(代理人の)メンデスもモウリーニョも彼に全く指示しない。彼らはとんでもないエゴの塊で、選手も監督も育ちが悪く現実を見ない。その顔は挑戦的で、誰からも評判が悪い。広告の時は全く逆だが」と歯に衣着せぬ物言いをしている。
暴露音声はスペイン代表で世界王座にもなったデル・ボスケ監督にまでおよんだ。さらには15日のいわば暴露第4弾として、スペインメディアに対しても言及しているという。ペレス会長は「マルカとテレビシオン・エスパニョーラの戦いに勝たなければならない」と、同国主要スポーツ紙と国営テレビ局との強硬な姿勢を打ち出している。