神戸・古橋が初のハットトリック 得点ランク単独首位に浮上

 後半、自身3点目を決める神戸・古橋
 前半、チーム2点目を決め、飛び跳ねて喜ぶ神戸・古橋
神戸-横浜FC 前半34分、自身2点目を決める神戸のFW古橋享梧(右から2人目)=ノエビアスタジアム神戸(撮影・吉田敦史)
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 「明治安田生命J1、神戸-横浜FC」(23日、ノエビアスタジアム神戸)

 代表帰りのエースが違いを見せた。神戸の日本代表FW古橋亨梧(26)が自身初のハットトリックを達成した。

 1点リードの前半31分、神戸MFイニエスタが相手ディフェンスラインの裏に抜けるFW古橋に絶妙のピンポイントパス。減速することなく浮き球のパスを受けると、右足で冷静に決めた。イニエスタのアシストから古橋のゴールは今季初めて。神戸が誇るホットラインが完全開通した。

 3分後にはスローインからダイレクトパス4本で相手を崩す。最後はゴール前に飛び込んだ古橋が左足で押し込んだ。

 古橋は前半42分にも鋭い右足ミドルシュートを放つ。惜しくも左ポスト直撃で前半でのハットトリックはならなかったが、後半に入っても勢いは止まらない。

 後半17分にMFサンペールのスルーパスに抜け出し、GKと一対一となる。右足で決めてハットトリックを完成した。

 古橋は今季13得点となり、札幌FWアンデルソン・ロペス、川崎FWレアンドロダミアンを上回り、得点ランクトップに浮上した。

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