９月に開幕するサッカー女子プロリーグ・ＷＥリーグのＩＮＡＣ神戸は２３日、スペイン女子１部Ｂ・アラマＣＦエルポソから元日本代表ＭＦ後藤三知（３０）が加入することを発表した。

　三重県鈴鹿市出身の後藤は宮城・常磐木学園高から早大に進み、在学中の０９年に浦和に入団。１４年には浦和の５季ぶりの優勝に貢献し、なでしこリーグのＭＶＰに輝いた。１７年にスペイン１部・ソシエダに移籍。エイバル、コルドバを経て今年１月からはスペインで４クラブ目となるアラマＣＦエルポソでプレーしていた。なでしこジャパンとしても０８年、１４年のアジア杯メンバーに選出されている。

　後藤はクラブを通じ「スペインでの４年半を経て、ＩＮＡＣ神戸レオネッサの一員としてプレーできることをとても嬉しく思います。ＷＥリーグの優勝とその先の目標を見据えて、一日一日を積み重ねていきたいと思います。ひとつでも多くの喜びをチームのみんなと、そして応援してくださる方々と一緒に分かち合えるようにがんばっていきたいと思います」とコメントした。