J1神戸 来季トップチーム昇格のDF尾崎優成 目標はフェルマーレン
J1神戸の来季トップチーム昇格が発表された神戸U-18主将のDF尾崎優成(17)が22日、オンライン取材に応じ、プロサッカー選手となる意気込みを語った。
21日の昇格発表から一夜明け、尾崎は「小学校からお世話になっているこのクラブで自分の夢のひとつだったプロキャリアをスタートできることに非常にうれしく思います」と話した。
小学2年から兵庫県三田市に住み、横浜FC・FW小川慶治朗らを輩出したウッディSCでサッカーを始める。J1神戸のスクールにも入り、中学からジュニアユースに入団した。中学3年の夏まではFWやボランチでプレーしていたが、センターバックに転向。身長186センチの恵まれた体格でU-18日本代表候補にも選出される。昨季から第2種登録選手としてトップチームに登録され、今季もトップの練習に参加してきた。三浦監督からは「センターバックなのでアラートさというのは練習からもずっと意識しろと」と声をかけられたという。
目標とする選手に神戸に所属するベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンを挙げる。「チームメートになる選手でもありますし、目標となる選手。うまく守る賢さは吸収していかないといけない。フェルマーレン選手から聞いて、自分のものにしていきたい」。最高のお手本が身近にいる環境での成長を誓う。
「来年からやっていく中でスタメンを勝ち取りたいという気持ちは持っています。レベルの高い選手の良い部分を見て学んで、自分のものに変えて、来年からすぐ試合に出て貢献できるようにということは意識しています」としっかりと話した。