森保監督 セルビア戦は「U24戦のスタメンが中心」国内で5年ぶり欧州勢と対戦へ
サッカー日本代表の森保一監督(52)が10日、国際親善試合・セルビア戦(11日・ノエスタ)に向けてオンライン会見を行った。欧州勢と約5年ぶりに国内で対戦する試合に向け、先発メンバーにはU-24日本代表との強化試合(3日・札幌ド)のメンバーを基本に起用することを明かした。
ドラガン・ストイコビッチ監督率いるセルビアとの試合は欧州勢と対戦できる貴重な機会。日本代表が国内で欧州チームと対戦するのは16年6月のボスニア・ヘルツェゴビナ戦(吹田)以来、実に5年ぶりとなる。
FIFAランキングは日本の28位に対し、セルビアは25位。強豪との試合に向け、森保監督は「全員というわけではないですが、U-24戦のスタメンが中心になっていくのかなと思います。そこからタジキスタンの試合を見て何人かの選手を入れ替えるということにしていこうかと。実際は今日のトレーニングを見て考えます」と起用について語った。
主将のFW大迫勇也が左内転筋の違和感で9日に離脱となった。「無理をすればできるかもしれないが、リスクするところじゃない。大迫自身、すごくやりたがっていたが、我慢してもらった。代表としても戦力として戻ってもらえるように。そういう話をして離脱が決定しました」と説明。「大迫の存在は大きいが、大迫がいないときの戦い方を作っていくということではプラス。タイプは同じじゃないかと思いますが、たくさんいいFWがいる。最終予選に向け、その先の戦い方の幅を広げるいい機会かなとポジティブに捉えています」と話した。