MF南野 本田に並ぶW杯予選7戦連発 決勝点で喜び格別「チームの勝利がうれしい」

 「W杯アジア2次予選、日本4-1タジキスタン」(7日、パナソニックスタジアム吹田)

 既にF組1位での最終予選進出を決めていた日本がタジキスタンに4-1で快勝した。MF古橋亨梧(26)=神戸=の先制後に2次予選初の失点を喫したが、MF南野拓実(26)=サウサンプトン=の予選7試合連続ゴールで勝ち越し。後半はMF橋本拳人(27)=ロストフ、MF川辺駿(25)=広島=の代表初得点で突き放すなど、最終予選への底上げが期待される代表経験の浅い選手が力を発揮した。日本は7戦全勝で勝ち点21。

 南野がまた決めた。1-1の前半40分、右サイドから古橋が入れたクロスに走り込み、滑り込みながら左足を合わせた。本田圭佑以来2人目となるW杯予選7試合連続ゴールを達成。「並んだことはうれしいが、まだまだ代表で実績を残していきたいので満足していない」と控えめな喜びを口にした。

 古橋との“興国ライン”が機能した。95年生まれで誕生日も近い2人は大阪・興国高に通った同学年。当時は南野がC大阪U-18、古橋がサッカー部に所属していたため共にプレーすることはなかった。代表で初めてそろって先発した一戦で鮮やかな連係を見せた。

 前半45分間の出場でしっかりと爪痕を刻んだ。記録の喜びもそこそこに「何よりチームの勝利がうれしい」と語った。自身のゴールが決勝点につながった喜びこそが格別だった。

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