FC大阪 首位ホンダFCに2発完勝 アウェー都田で初勝利

 「JFL、ホンダFC0-2FC大阪」(15日、Honda都田サッカー場)

 大阪から3番目のJリーグ入りを目指すF.C.大阪はアウェーで首位ホンダFCに完勝した。

 F.C.大阪にとって、強敵ホンダFCは通算1勝2分け8敗とJFLでは唯一大きく負け越している相手。特にこれまでアウェーのHonda都田サッカー場では1分け4敗と勝利がない。8日の大阪選手権・決勝で好プレーを見せたDF附木、MF和田が今季リーグ戦では初めてのスタートに名を連ね、リザーブでもDF美馬、DF岩本が初めてメンバー入りした。

 前半から攻守の入れ替わりが速く、激しいボールの奪い合いという、首位攻防戦にふさわしい試合展開となった。F.C.大阪は8分、相手ディフェンダーの裏へ抜け出したMF大山がGKと1対1になるが、シュートは相手GKにファインセーブされてしまい、決定的なチャンスを逃してしまう。

 0-0のまま前半を終えるかと思われた43分、試合が動く。ピッチ中央付近でボールをインターセプトしたMF久保がドリブルで駆け上がると、FW田中直とゴール前で2対2の局面を作る。エリア内に進入した久保はシュート体勢に入ったが、相手DFが見えたため、とっさにパスに変更。このボールを受けた田中直は落ち着いてゴールに流し込み、固かったホンダゴールをこじ開けた。

 後半に入っても球際での攻防が非常に激しい白熱した展開。その中でF.C.大阪が得意のセットプレーで追加点を奪う。25分、CKのチャンスを得ると、DF舘野はやや低い、速い弾道のボールを蹴る。これをDF附木が合わせた。

 終盤は全員で体を張って相手にシュートを打たせず、最後はF.C.大阪にしては珍しく相手コーナー付近で体を張って試合をクローズさせた。後半はスコア以上に圧倒した内容で、首位ホンダから勝ち点3を、そしてアウェー・都田での初勝利をつかみ取った。

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