鹿島 “和製ジーコ”土居がプロ初ハット/28年前のハット“再現”

 「明治安田生命J1、鹿島5-3横浜M」(15日、カシマスタジアム)

 鹿島がFW土居聖真(28)のプロ初となるハットトリックなどで横浜Mを下して4連勝とし、勝ち点24で6位に浮上した。

 「Jリーグの日」に土居が圧巻のゴールショーを演じた。1点を追う前半40分、CKのこぼれ球に鋭く反応して同点弾を押し込んだ。後半開始30秒過ぎに電光石火の勝ち越しゴールを決めると、同8分にはPKを右隅に沈めた。下部組織出身の11年目は「サッカー人生でも最後にいつハットトリックをしたか覚えていない。プロでも生涯することはないと思っていた」と照れたようにほほ笑んだ。

 Jリーグが開幕した1993年5月16日には、現在鹿島のテクニカルダイレクター(TD)を務めるジーコ氏が40歳で鮮烈なハットトリックを達成した。ジーコTDからは試合前に「今日は聖真が点を取るよ」と声をかけられたという。神様の予言を体現した土居は「『3点取るとは思わなかった』と言われた」と笑った。

 28年前のハットトリックを“再現”した土居は「縁を感じる。今日は“和製ジーコ”ということで喜びたい」と満面の笑みを浮かべた。

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