神戸・イニエスタ「引退を決めるのは自分でありたい」今季初、試合前日会見対応

 J1神戸と2年間の契約更新を発表したばかりの元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)が14日、C大阪戦(15日・ノエスタ)に向けてオンライン取材に応じ、現在のコンディションなどを説明した。

 37歳の誕生日だった11日に2年間の契約更新を発表し、会見を行ったイニエスタ。試合前日のオンライン取材に今季初めて応じた。「明日の試合はとても重要な試合だとみんなわかっていて悪い流れをつくらないためにも勝っていくことが大事。やる気と勝つことへの意欲を持ってチームとして準備したい」とC大阪戦への意気込みを語った。チームは今季リーグ戦での連敗がないだけに、0-2で完敗した前節・横浜M戦(9日・日産ス)からの立て直しを誓った。

 昨年12月の右大腿直筋近位部腱断裂の手術から今月1日の広島戦(ノエスタ)で復帰。今季ここまでルヴァン杯も含め、3試合で途中出場してきた。「試合、練習を重ねるごとにコンディションが上がっているのは間違いない。長いけがだったので、患部だけでなく、試合勘取り戻すなどトップレベルで闘えるコンディションに上げていくことをしないといけない。今はそういう段取り。5月はそれを達成するための月だと感じている。経過については満足しているが、まだまだ道のりはあるのかと思います」と現状について説明した。

 37歳という年齢で全治4カ月のけがを乗り越えた。「ヴィッセル神戸に関わり続けて偉大なことを成し遂げるというモチベーションが自分を動かしている。また、サッカーの引退を決めるのは自分でありたいというか、けがが原因でけがに引退させられるようなことはしたくない。今回大きなけがをした時も、多くの努力を重ねて復帰というところまで来ることができた。サッカーに対するモチベーション持ち続けながら今後もやっていきたい」と思いを語った。

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