イニエスタ契約延長【あいさつ全文】「この場所が第二の故郷になりました」

会見する神戸・イニエスタ(C)VISSEL KOBE
誕生日ケーキを贈られ喜ぶ神戸・イニエスタ(C)VISSEL KOBE
契約を延長し、ユニホームを手にする神戸・イニエスタ(右)と三木谷会長(C)VISSEL KOBE
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 J1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが37歳の誕生日を迎えた11日、東京都内で記者会見を行い、神戸との契約延長に合意したと発表した。新たな契約延長期間は2年となった。

 会見の冒頭、三木谷浩史会長から2年間の契約延長が発表され、続いてイニエスタがあいさつした。イニエスタのあいさつは次の通り。

 「(日本語で)こんにちは、みなさん。

 (スペイン語で)3年前ここ東京でエキサイティングなプロジェクトを発表しました。当時もお伝えしたように、この新たな挑戦は私と私の家族にとって本当に大きな一歩でした。三木谷会長、このプロジェクトを主導するにあたって私に信頼を置いてくださったこと、そして3年間経った今、変わらず信頼を示してくださっていることに本当に感謝しています。

 この3年間、苦しく大変な時期もありましたが、ともに乗り越えてきました。また同時にクラブ史上初のタイトルだったり、ACLへの出場だったり、ともに歴史を築いてこれたと思っています。

 ヴィッセル神戸の関係者、チームメイト、ファンの皆様、愛情とリスペクトを持って自分をファミリーの一員として迎え入れてくださったことに本当に感謝しています。

 今日は私にとって本当に特別な日で、このプロジェクトに引き続き関わっていけるということに大きなモチベーションを感じています。私にとって、周りから信頼を感じられている、大切にしてもらえていると感じることが何よりも大事なことです。

 そういう意味で、新たに始まる挑戦、まだまだ続きますが、3年前ここに来た時に感じた熱い思い、その同じ思いでこの挑戦に挑み続けたいと思っています。本当にまだ2年間このプロジェクトに関わり続けられることにワクワクしています。

そして私と私の家族を代表して神戸、日本の皆様にも感謝申し上げたいです。愛情とリスペクトを持って皆さんがおもてなしをしてくださったことで本当にこの場所が自分たちにとっては第二の故郷になりました。最後に今、大変な時期を皆さんが過ごしていると思いますが、これまでも皆さんが出してきた同じエネルギーを持って、この困難をともに乗り越えていければと思っています。

(再び日本語で)ありがとうございます」

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