【一問一答】J1神戸イニエスタ142日ぶり復帰「新たな目標への挑戦が始まる」
「明治安田生命J1、神戸3-0広島」(1日、ノエビアスタジアム神戸)
昨年12月に右大腿部の手術を受けたJ1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)が今季初めてベンチ入りし、後半30分から途中出場。ACL準々決勝・水原(韓国)戦以来、142日ぶりに実戦復帰した。試合後、イニエスタはオンライン取材に応じた。以下、一問一答。
-復帰戦を終えて。
「幸せな気持ち。またチームメートとピッチでプレーできたことが何よりうれしい。必死でリハビリをしてきてやっとその努力が実った。素晴らしいゲームで勝ち点3が取れ、完璧な一日になりました。よりチームに貢献できるように、ここからコンディションを上げていきたい」
-リハビリ期間はメンタル的に沈む時もあったのか。
「やはり長いけがということもあって、浮き沈みはどうしてもある。難しい時を努力と練習を続けて乗り越えてきました。それが実ってこの日を迎えることができた。これで終わりではなく、ここからできるだけ多くの試合でプレーするという新たな目標への挑戦が始まる。ひとつの目標は達成できたが、自分の本当の目標であるできるだけ長くプレーするというところに向け、また練習に励みたい」
-コンディションはどのくらい戻っているのか。
「コンディションが何パーセントと具体的に挙げるのは難しい。チームメートと比べるとまだまだ上げていかないといけない。練習と試合を重ねていきたい」
-無観客試合での復帰となった。
「ファンがいてくれたら、より素晴らしい雰囲気だったと思うと、残念な気持ちはありますが、一日も早く一緒にヴィッセルのサッカーを楽しめる日が来ることを願っています」