INAC神戸・星川監督「強者のサッカーを目指していきたい」MF杉田の前線起用も

練習を公開したINAC神戸の星川監督(左)=神戸レディースフットボールセンター
 練習するINAC神戸DF三宅史織(右)
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 9月に開幕するサッカー女子プロリーグ「WEリーグ」に参入するINAC神戸が20日、神戸市東灘区の練習場で今季初のプレシーズンマッチ・長野戦(24日・J-GREEN堺)に向けた練習を公開した。

 今年2月に9年ぶりとなる古巣の指揮官に復帰した星川敬監督(44)はゲーム形式の練習では3バックや日本代表MF杉田妃和を前線に置く布陣など披露。「シーズンが4月に始まるのであれば、去年をベースに戦わなければいけないかなというのはあるのですが、9月なので。新しいチームとしてのイメージでやっている」と独自色を見せる。杉田の起用に関しては「たぶんもう少し点数を取れる選手だと思う。そういうポジションで使っていきたいという気持ちがある。なでしこより少し前目で使っている」と意図を説明した。

 17日に同じくWEリーグに参入する広島と練習試合を行い、5-1で大勝。長らく日本代表合宿で離れていた主力も合流して、チームづくりも本格化してきた。

 守備では高い位置からのプレスも試みる。「高い位置でボールを奪うというのは世界で見ても、強いチームはマンチェスターシティ、バイエルンにしても、引いて守るチームはない。去年ない部分ですが、取り組んでいきたい。最終的に取れないということになるかもしれないですが、やっぱり強者のサッカーを目指していきたい」。前回就任時の11年と12年のなでしこリーグを無敗で連覇するなどINAC神戸の黄金期を築いた指揮官は力強く宣言した。

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