徳島、前回J1時上回る4勝目 甲本HCの指揮は今回までか「選手に助けられた」

前半、先制ゴールを決め駆けだす徳島・宮代(左)=ヤンマー
前半、先制ゴールを決める徳島・宮代(右端)。GK金鎮鉉=ヤンマー
C大阪に勝利し喜ぶ宮代(右から2人目)ら徳島イレブン=ヤンマー
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 「明治安田生命J1、C大阪1-2徳島」(14日、ヤンマースタジアム長居)

 後半45分、相手のオウンゴールが決勝点となり徳島がアウェーで劇的な勝利を飾った。これで今季4勝目。前回J1だった14年に挙げた3勝を早くも上回った。甲本偉嗣HC(41)は「選手たちが体を動かし、気持ちを持って戦ったことで、最後いい形でゴールにつながったのかなと思います」と勝利をかみしめた。

 新型コロナの影響で来日が遅れたダニエル・ポヤトス監督(42)が所定の隔離期間を終え、17日の鹿島戦(鳴門大塚)からベンチ入りできる可能性がある。甲本HCが指揮を執るのはこの試合が最後となるかもしれない。「本当にいい経験をさせてもらったと思います。僕が未熟な部分があった中で、選手も力を振り絞って、チームを作ろうとしてくれた。選手に助けられたのが多かった」とカップ戦も含めての12試合を振り返った。

 決勝点となったオウンゴールにつながるクロスを入れたMF岸本は代行指揮官に感謝する。「甲本さんはすごいプレッシャーもあったと思う。休む時間もなく根を詰めたこともあったと思う。僕たちのことを考えてくれたので、僕たちも付いていくことができた。チームが一丸となれた」。監督不在のピンチを乗り越えた徳島が得たものは少なくないはずだ。

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