森保監督 五輪開催「賛否認識」 心境複雑「やって良かったと思ってもらえるように」

 東京五輪世代にあたるU-24(24歳以下)日本代表の森保一監督(52)が13日、オンライン取材に応じ、五輪開幕まで14日で100日となる心境を語った。

 本大会で男子サッカーは7月22日に初戦を迎える。森保監督は「特別に何か(心境の)変化はない。最善の準備、確実な積み上げをして、一瞬一瞬を大切にしながら目標に向かって進んでいきたい」と静かに決意を新たにした。

 一方で新型コロナウイルス感染拡大への懸念は強まるばかりで、五輪開催に対する国民の風当たりは厳しい。森保監督は「賛否があることは認識している」とし、「結果を出して国民の皆さんに喜んでもらいたい。やって良かったと思ってもらえるようにしたい」と言葉を選びつつ、複雑な胸中を明かした。

 開催可否については「我々が決めることではない。決定に従うだけ。割り切って考えたい」と語り、たとえ中止となっても強化の過程は無駄にならないと前向きにとらえた。政治に翻弄(ほんろう)されつつも、着実に準備を進める。

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