神戸・古橋4戦連発 後半43分同点弾!三浦監督「メンタルも含め成長」

 「明治安田生命J1、神戸1-1清水」(11日、ノエビアスタジアム神戸)

 3位の神戸はMF古橋亨梧(26)の4試合連続得点で追い付いて清水と1-1で引き分けた。首位の川崎はFW家長昭博(34)の2ゴールなどでFC東京を4-2で下し、4連勝に伸ばした。2位の名古屋は大分に3-0で完勝し、8試合連続の無失点でJ1記録を塗り替えた。新型コロナウイルスの集団感染による活動停止からの再開3戦目となったG大阪は柏に0-1で敗れた。

 4戦連続ゴールでチームを救った。神戸は古橋の終了間際のゴールで勝ち点1をもぎ取り、アジア・チャンピオンズリーグ出場圏内の3位を守った。

 1点を追う後半43分。途中出場のDF初瀬の左サイドからの速いクロスに反応した。鋭い動き出しで相手より前に入り、右足で合わせた。「(相手との)駆け引きに勝ったら、いいボールがきた。あとは決めるだけだった」。3月20日の札幌戦から4試合連続となる今季6点目を決めた。

 神戸での4戦連続ゴールは16年のレアンドロ以来5年ぶり。次戦・湘南戦(17日・レモンS)では14年にマルキーニョスが記録した5試合連続のクラブ記録が懸かる。

 指揮官の信頼は厚い。「FWなのに献身的な守備を継続してくれ、攻撃でも結果を出す。メンタルも含めて成長している」と三浦監督。試合前にMFサンペールが脚の張りを訴えたため、ベンチ入り18人が全員日本選手となった。緊急事態の中でもエースの決定力で勝ち点1をつかんだ。

 全体練習に部分復帰したMFイニエスタを始め、この試合のハーフタイムにピッチであいさつしたFWマシカも合流し、戦力は今後に充実する。古橋が輝く場面もさらに増していく。

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