「ＪＦＬ、鈴鹿ポイントゲッターズ０－１ＦＣ大阪」（１１日、ＡＧＦ鈴鹿陸上競技場）

　大阪から３番目のＪリーグ入りを目指すＦ．Ｃ．大阪は前半４１分、ＤＦ坂本修佑のゴールで１－０で勝利し、３連勝を飾った。

　３勝１分けの勝ち点１０、Ｊリーグ百年構想クラブ同士の対戦だけに負けられなかった。Ｆ．Ｃ．大阪は開幕からスタメンは変わらず鉄壁の布陣。リザーブには今季初めてＤＦ斉藤が入った。

　開始から試合をコントロールしていたＦ．Ｃ．大阪はＣＫを獲得し、チャンスの芽を作り出す。迎えた４１分ＤＦ舘野が蹴ったボールは弧を描き、エリア内にいた坂本がヘディングシュート。これがゴール左隅に吸い込まれ、坂本は２試合連続の先制弾となった。

　後半はシンプルにロングボール前線に送り、ＦＷ木匠、ＦＷ田中直が競り勝ってボールをキープしてシュートチャンスまで持ち込む。守備陣も、センターバックの坂本、ＤＦ橋本が空中戦に競り勝ち、ＭＦ吉田がそのボールをしっかり回収。前半同様チャンスらしいチャンスを作らせず、しっかりと守り切った。

　次週はリーグ戦は一旦お休み。天皇杯の大阪府代表を決める大阪サッカー選手権大会準決勝・大体大（１８日・Ｊ－ＧＲＥＥＮ堺Ｓ５フィールド）に臨む。