神戸DF初瀬、途中出場で価値あるアシスト 五輪代表入り「まだ諦めていない」

 後半、神戸・古橋(中央)が同点ゴールを決める
 終盤の猛攻も及ばず引き分けに終わり、悔しがる神戸イレブン
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 「明治安田生命J1、神戸1-1清水」(11日、ノエビアスタジアム神戸)

 途中出場のJ1神戸DF初瀬亮(23)が価値ある同点アシストを決めた。

 後半15分に投入された初瀬は左サイドバックではなく1列前の左MFを任された。1点を追う後半43分、右サイドからのクロスが流れたボールを低い弾道でゴール前に入れ、FW古橋の4試合連続ゴールを導いた。「亨梧君を狙ったというよりはGKとDFの間に速いボールを蹴れば、誰か入ってくれるだろうと思った」と振り返る。

 今季の目標に東京五輪出場がある。「自分も五輪世代。U-24の試合を見て悔しかった」。3月にU-24アルゼンチン代表と2試合行ったU-24日本代表には入ることができなかった。「オリンピックまで2カ月ある。まだ諦めていない」。与えられたチャンスで猛アピールすることを誓った。

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