J1川崎が通算300勝“オリ10”以外では3チーム目 鬼木監督「長い歴史だなと」

 後半、先制ゴールを決め、駆けだす川崎・遠野
 後半、決勝ゴールを決め、祝福される川崎・遠野(右から2人目)
 後半、指示を出す川崎・鬼木監督
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 「明治安田生命J1、川崎1-0鳥栖」(7日、等々力陸上競技場)

 川崎が史上10チーム目のJ1通算300勝を達成した。1993年のJリーグ開幕当時の10クラブ“オリジナル10”以外では磐田、柏に続く3チーム目となった。現役時代も川崎でプレーし、J1初勝利となった2000年4月1日の神戸戦でもピッチに立っていた鬼木達監督(46)は「長い歴史だなと。一番苦しい時代を過ごした。フロンターレらしく歴史を作っていきたい」と感慨に浸った。

 0-0の後半20分、MFシミッチ(27)のパスを受けた途中出場のFW遠野大弥(22)がゴール前の混戦から決勝点を挙げた。今季、福岡への期限付き移籍から復帰した22歳は本拠地での初ゴールに「うれしかった」と初々しく声を弾ませた。

 昨季、記録的な優勝を成し遂げた川崎だったが、鳥栖には2戦2分けで唯一勝利を挙げられなかった。決定機を生み出しながら精度を欠き、鳥栖の体を張った堅守にも手を焼いたが、後半12分に鳥栖DF田代雅也(27)が一発退場となったことで均衡が崩れた。

 鬼木監督は直後に遠野とMF三笘薫(23)を投入。その3分後に遠野が試合を決めた。指揮官の采配が的中し、3連勝で開幕9戦無敗とした。

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