コロナ禍のC大阪 主力不在問われた小菊コーチ「回答を差し控えさせていただきます」

 前半、指示を出すC大阪・小菊コーチ=日産スタジアム
 前半、競り合う横浜M・喜田(右)とC大阪・松田力=日産スタジアム
 後半、競り合う横浜M・オナイウ(右)とC大阪・奥埜=日産スタジアム
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 「明治安田生命J1、横浜M1-0C大阪」(6日、日産スタジアム)

 トップチーム選手1人、関係者2人が6日までに新型コロナウイルス陽性診断を受けたC大阪は後半42分にCKから決勝点を奪われて0-1で敗れた。

 5日に選手1人、関係者1人の陽性を発表したC大阪はこの日新たに関係者1人が陽性診断を受けたことを発表。Jリーグ独自の基準により、レビー・クルピ監督(68)を含む関係者2人も濃厚接触疑い者となったことで横浜へ移動していたが、ベンチ入りせず、小菊昭雄コーチ(45)が急きょ指揮を執ることになった。

 DF進藤、新井、FW松田力が移籍後初先発。逆に開幕から全8試合に先発していたFW大久保、DF瀬古、丸橋はメンバーから外れた。控えGKとして前試合ベンチ入りしていたGK松井もメンバーから外れた。通常とは異なるメンバー構成でこの緊急事態に対応した。

 試合後、毎試合出場していた選手がメンバーから外れていることについて問われた小菊コーチは「それは今後クラブからの連絡があるかとは思うんですけれど、この場では回答を差し控えさせていただきます」とコメントした。ベンチに入ることのできないクルピ監督からは試合前に「厳しい状況だからこそチーム力が問われる。忍耐力が問われる。大きなチャンスなんだ」と選手へ激励メッセージが届いたという。

 試合は終了間際にセットプレーから決勝点を奪われて敗北。「清武キャプテン中心にいい準備をしてくれ、ハードワークをして、全員が戦ってくれた。勝ち点を持って帰ることができず私の力のなさを痛感しています」と言葉を絞り出した。

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