震災から10年 森保日本代表監督が決意「明日から頑張ろうと思ってもらえる」戦いを

 サッカー日本代表と東京五輪世代のU-24(24歳以下)日本代表を兼任する森保一監督(52)が9日、オンライン取材に応じ、東日本大震災から10年を迎える心境を語った。

 現役時代最後の2年間(02、03年)を仙台でプレーした森保監督は「人の温かみを感じた土地だった。幸せな思いでプレーし、現役を終えることができた」と懐かしんだ。

 震災当時は新潟でコーチを務めていた。「何かお手伝いしたい」と仙台訪問も考えたが、ボランティア経験もない自分が出向くことがかえって負担になると知り「力の無さを感じた」と苦い思いを振り返った。

 日本代表の指揮官として「日本の人たちに寄り添い、大変な思いをしている人の背中を押し、励ましになる行動をしていきたい」と語る。月末にA代表のW杯アジア予選やU-24代表の強化試合を控え、「ひたむきに、タフに粘り強く戦い抜く姿勢を見せ、明日から頑張ろうと思ってもらえるようにしたい」と決意を新たにした。

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