C大阪・大久保嘉人が2発!開幕2戦で3得点 J1通算188得点目 2-1で後半へ
「明治安田生命J1、川崎-C大阪」(3日、等々力陸上競技場)
C大阪のFW大久保嘉人(38)が開幕から2試合連続となるゴールを決めた。大久保のリーグ戦開幕からの連続得点は、川崎時代の2015年以来。さらに、同点とされた後の前半22分には、この日2点目となる得点を決めた。試合は2-1のC大阪リードで前半を終えた。
前半5分、右サイドで前方からボールを受けると、ラインを下げていた川崎守備陣の寄せが遅れた。ゴールまで20~30メートルの距離から大久保が蹴り込んだボールは、GKチョン・ソンリョンの頭上を越えて、ゴール左上に吸い込まれた。
ミドルシュートは大久保が川崎で3年連続得点王に輝いた13年~15年を中心にゴールを量産したパターンの一つ。川崎の元エースが、かつての本拠地・等々力で健在ぶりを示した。
さらに、前半22分にはFKからの再攻撃で、右サイドのDF松田陸からのクロスに飛び込み、蹴り込んだ。ワンタッチでのゴールも大久保の得点能力が発揮されるパターンの一つだ。
今季、15年ぶりにC大阪に復帰した大久保は柏との開幕戦にサプライズ先発し、前半42分にヘディングで決勝点となるゴールを決めていた。リーグ戦での1試合2得点はFC東京時代の2017年6月4日清水戦以来。