川崎VS横浜Mで開幕 21年Jリーグは4チーム自動降格、脳振とうによる交代1枠

 2021年の明治安田生命J1が26日、川崎-横浜M(等々力)で開幕する。

 連覇を目指す川崎は昨年リーグ断トツの88得点を挙げた攻撃力が最大の魅力。また、再攻撃に直結させる前線からの守備も出色で、総失点も2番目に少ない31失点だった。

 チームの顔だった中村が惜しまれながら引退したが、タレントぞろいであることはかわらない。ルーキーイヤーから得点能力と突破力を発揮した三笘、日本人屈指の技術を持つ家長、ターゲット役でもフィニッシュ役でも存在感を放つレアンドロダミアンの3人が前線に入ると、ベテランの小林悠がベンチスタートになるという豪華な攻撃陣は健在だ。

 一方、2年ぶりの優勝を目指す横浜Mが存在感を示すことができるか。エリキ、ジュニオールサントスといった得点源がチームを離れたが、ポステコグルー監督は4季目を迎え、さらなる戦術浸透でのタイトル奪還を狙う。

 その他、今季の主な大会方式は以下の通り。

 《4チームが自動降格》 昨季は降格なしで行われたため、今季は下位の残留争いが激しくなると予想される。

 《脳振とうによる交代枠》 通常の交代枠は昨季から継続して5人(ハーフタイムを除き3回)。一方で、脳振とうが疑われる選手については、前述の交代枠とは別に1人まで交代が可能。

 《ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)はあり》 昨季は新型コロナウイルスの影響によるリーグ中断を経て、再開時に導入が見送られていた。

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