C大阪・梶野統括部長、大久保への不適切発言を謝罪「リスペクトを欠いた」

 J1C大阪の梶野智チーム統括部長が23日、ヤンマースタジアム長居で開催した「サポーターズコンベンション」に出席し、1月に元日本代表FW大久保嘉人(38)に対して「引退のカードは持っている」などと発言したことを謝罪した。

 「サポーターズコンベンション」は今季は新型コロナ感染防止対策もあり屋外で開催。750人が参加した。

 質疑応答コーナーでは事前にメールで寄せられた質問も取り上げ、梶野統括部長の発言について多くの意見が寄せられたという。

 これについて梶野統括部長は「私の軽い発言で不快な思いをさせて本当に申し訳ありませんでした」とサポーターを前に謝罪した。

 大久保とは新人時代からの付き合いで、2005年にスペイン1部マジョルカに初の海外移籍をした際も1カ月一緒に過ごした関係だからこそ叱咤(しった)激励の意味もあったと説明した上で「リスペクトを欠いた」と猛省。そして「引退は彼自身が決めることです」と明言した。

 梶野統括部長は1月のオンライン会見で「実はもう1カ月でも、2カ月でもダメだったらすぐ引退を。引退のカードは僕が持っているんで。そのような状況です」などと発言。昨季J2東京Vで19試合出場にとどまり、Jリーグでは初めて無得点でシーズンを終えた大久保が期待するようなプレーができないようならシーズン中の引退もあるとも受け取られるような発言をしていた。

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