京都の新人DF長井一真 背番号「15」を背負う覚悟 中山博貴氏に直電
サッカーのJ2京都に新加入するDF長井一真(22)=関大=が27日、開幕スタメンを誓った。沖縄キャンプ2日目にオンライン取材に応じたルーキーは「開幕スタメンは最初の目標で決めています。まずはそこに向けてやっていって、その中で年間通してチームを勝たせられる存在になっていきたい」と誓った。
覚悟の表れは背番号選択でも見せた。昨季は特別強化指定選手としてリーグ戦3試合に途中出場。背番号「38」でサンガスタジアムのピッチも経験した。今季、正式加入が決まった時点で自ら背番号「15」を希望した。
京都の「15」といえば主将も務めた中山博貴氏が04年から12シーズンに渡って背負ったクラブを象徴する番号。長井は「15番を付けさせていただきたいです」と中山氏に直接電話した。これに対し中山氏が「よし、それでいこう!」と快諾し、決定した。
大阪出身、興国高から関大に進んだ。足元の技術にも自信を持つDFだ。「背番号15は京都サンガにとって歴史があって伝統のある番号。僕自身、背負うことをとても誇りに思っていますし、プレッシャーはありますけれど、戦っていく覚悟はあります。背番号15で新しい歴史をつくっていきたい」とルーキーイヤーへの意気込みを示した。