チェルシーがランパード監督退任を発表 後任はトゥヘル氏有力
イングランド・プレミアリーグのチェルシーは25日、フランク・ランパード監督(42)の退任を発表した。英紙「テレグラフ」などによると、後任にはフランス1部パリ・サンジェルマン前監督のトーマス・トゥヘル氏(48)の招へいが有力視されているという。
チェルシーは昨夏、ドイツ代表のFWティモ・ヴェルナー(24)、MFカイ・ハヴェルツ(21)ら総額300億円を超える大型補強を敢行。2016-17シーズン以来、4季ぶりの優勝を目指したが、ここまでリーグ戦で8勝5分け6敗の9位。ライバルのリバプール、マンチェスター・シティー、アーセナル、エバートンに敗れ、直近19日のレスター戦も0-2で完敗し、ランパード監督は去就問題が浮上していた。
現役時代のランパード氏は得点能力の高いMFとして、チェルシーやイングランド代表で活躍した。2017年2月に現役引退後、18年5月に当時イングランド2部のダービー・カウンティーの監督に就任。19年7月から古巣のチェルシーを率い、昨季はリーグ戦で4位だった。