ヘタフェ・久保建英が移籍後初先発でV貢献 FKキッカーも任された!監督も高評価
「スペインリーグ、ヘタフェ1-0ウエスカ」(20日、ヘタフェ)
スペイン1部ヘタフェのMF久保建英(19)はウエスカ戦で移籍後初先発し、後半35分までプレーした。チームは1-0で勝った。ウエスカのFW岡崎慎司は後半34分から出場。ドイツ1部ビーレフェルトのMF堂安律はシュツットガルト戦で後半41分に今季3ゴール目を決めた。チームは3-0で快勝。シュツットガルトのDF遠藤航はフル出場した。
ヘタフェに加入して2試合目で先発起用された久保建が、右サイドで躍動した。得点には絡めなかったが、後半35分に交代するまで持ち味のドリブルやFKで存在感を存分に示して勝利に貢献。ボルダラス監督は「タケ(久保建)のプレーにはとても満足している」と高く評価した。
新加入ながらFKのキッカーを任された。前半に2度直接狙ったシュートはGKに止められたが、果敢にゴールへ迫った。前節のデビュー戦で「2点に絡めたことは自信になった」と手応えをつかんだMFは、相手を置き去りにするターンや次々とかわすドリブルなどで見せ場をつくった。
ビリャレアルで定位置をつかめず「もっとプレー時間が欲しい」と、シーズン半ばで移籍を決断した。新天地で早くも周囲の信頼を勝ち取り、マジョルカで主軸を担った昨季後半のように伸び伸びとプレー。今後のさらなる活躍を予感させた。