京都・石櫃洋祐、今後は指導者に 引退会見で結婚式離脱の日本代表合宿振り返る

 現役引退を発表したJ2京都DF石櫃洋祐(37)が21日、オンラインで引退会見を行い、指導者を目指すことを明らかにした。

 石櫃は当初、現役続行を希望していた。「シーズンが終わった時、まだまだ自分はできると思っていた」。カテゴリーを下げてでもプレーを続けるつもりでいたが、「正直言えばチームが見つからなかったというのもある」と明かす。そして「家族とも話して、次のステージに行こうと決めました」と引退を決断した。

 今後については「指導者になろうかと」と明かした。自身は大院大2年時までFWとしてプレー。しかし大院大の総監督に就任した元日本代表監督の加茂周氏から「あの選手はサイドで生きる」とコンバートされた。隠れていた才能がそこで開花。「それがなかったらプロサッカー選手になれていなかったと思います」と感謝する。

 このような自身の経験もあり、指導者としては「ストロングポイントを見つけて、長所を伸ばすようにやっていきたい」と語った。

 右サイドバックとして存在感を発揮し始めた神戸時代の09年1月には岡田武史監督の日本代表候補合宿にも招集された。思ってもいなかった招集だったため同時期に自身の結婚式が決まっており、代表合宿を一時離脱。以降は招集がなく、日本代表では試合出場なしのまま“日本代表候補”で終わった。「すごい遠い存在というか…日本を代表するというのは夢でもありましたけれど、まさか選ばれるとは…」と当時を振り返り、笑顔も見せた。

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