青森山田が3年連続ベスト8 先制許すも…藤原、松木、秋本がゴール

 「全国高校サッカー選手権・3回戦、青森山田4-2帝京大可児」(3日、駒沢陸上競技場)

 昨季準優勝の青森山田(青森)が苦しみながらも逆転で帝京大可児を下し、3年連続のベスト8を決めた。

 前半7分に先制を許したが、同13分にJ1浦和入りが内定しているDF藤原優大主将(3年)のゴールで同点とした。そして、前半39分にはMF松木玖生(2年)がゴール前で押し込み逆転に成功した。

 後半20分には、ロングスローからDF秋本流星(3年)の得点で3点目。同37分にはPKを獲得し、藤原がゴール右へ沈めた。

 後半に1失点し、追い上げられたが、最終的には4得点と力の差を見せた。ただ、藤原は「後半に守勢にまわることがあったのは不本意。まだまだこんなものじゃない」と勝利の中でも反省を口にした。

 それでも、黒田剛監督は「粘り強く辛抱してくれた」と選手をほめた。次戦は堀越(関東A)戦。「もっと青森山田らしいサッカーをしたい」と意気込んだ。

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