神戸・FW古橋「プロ初」直接FK弾「違った自分を見せられた」

 「アジアCL・準々決勝、神戸1(PK7-6)1水原」(10日、アルワクラ)

 カタールで集中開催されているアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に初出場しているJ1神戸は水原(韓国)と対戦し、1-1からのPK戦を7-6で制し、クラブ史上初のベスト4進出を果たした。日本勢で唯一勝ち残っている神戸は13日の準決勝で蔚山(韓国)と対戦する。

 FW古橋亨梧(25)が前半40分にプロ初のFK弾を決めた。1点を追う前半、右FWで起用された西大伍(33)が抜け出し金泰煥(キム・テファン)に倒されると、主審はPKの判定を下したが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によってFKに変更された。このプレーで金泰煥は一発退場となった。

 神戸にとってはPKが取り消される不本意な判定だったが、古橋が壁の足元を抜く直接FKを沈め、同点に追い付いた。古橋は「ドウグラスが『下を狙えば入るよ』と言ってくれて『まずは僕が走るから、次に下を狙って』と言って、僕が蹴ることになった。(下に)蹴ったらうまく入って良かった。(FKでのゴールは)プロになってから初めて。今日のような大きな舞台で決めたのも初めてで、違った自分を見せられた」と胸を張った。古橋は今大会3得点目。水原戦では2月に続き得点を決めた。

 試合は120分の死闘を経てPK戦に突入し、両チームとも6人目まで全て成功。先攻の水原は7人目の張鎬翼(チャン・ホイク)が失敗。後攻の神戸はFW藤本憲明(31)が右隅に決めて勝利した。

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