「アジアＣＬ・１次リーグ、横浜Ｍ４－１全北」（１日、アルラヤン）

　東地区１次リーグが行われ、Ｈ組の横浜ＭはＤＦティーラトン（３０）、ＦＷ仲川輝人（２８）らの得点で全北（韓国）を４－１で下し、クラブ初の決勝トーナメント進出を決めた。４勝１敗で勝ち点を１２に伸ばした横浜Ｍは、４日の１次リーグ最終戦でシドニーＦＣ（オーストラリア）と対戦する。Ｇ組では広州恒大（中国）と水原（韓国）が１－１で引き分け、神戸の１位通過が決まった。

　４発大勝でアジア１６強入りを決めた。ゴールショーの幕開けは前半１７分。エリア外からＤＦティーラトンが左足で先制ミドル。「チャンスが来て、打つしかないと思った」と振り返るレフティーの一撃で先手を取った。

　後半はさらに急加速。同６分にはＦＷ仲川からＦＷマルコスジュニオールとホットラインが開通。昨季得点王コンビのおなじみ、「かめはめ波パフォーマンス」も飛び出し「久しく決めていなかったので、かめはめ波で喜べて気持ち良かった」と“クリリン”似のブラジリアンは笑った。

　ＡＣＬ１６強はクラブ史上初。それでも「まだ何かを成し遂げたわけではない」とポステコグルー監督。頂点への道のりを歩む。