Ｊ２千葉は１日、トップチームの選手２人に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たと発表した。

　１１月３０日に１人（選手Ａ）にＰＣＲ検査の結果、陽性反応が出たことを確認。これを受けて１日、トップチームの選手、スタッフにＰＣＲ検査を実施し、別の選手１人（選手Ｂ）の陽性反応が確認された。選手名は公表していない。

　選手Ａは１１月３０日夕方に４０度の発熱があり、ＰＣＲ検査を受検。陽性反応を確認した。自宅で自主隔離中で、１日になって３７度５分の発熱がある。選手Ｂは発熱はないが、１日のＰＣＲ検査で陽性反応が出た。

　１日の時点で他のトップチームの選手、スタッフに新型コロナウイルス感染症や風邪の症状は出ていない。トレーニング施設のユナイテッドパークの消毒作業は終了。今後保健所の指導のもと濃厚接触者の特定を行う。

　また、２日に開催予定のＪ２東京Ｖ戦開催については、Ｊリーグ規約等に則り、決まり次第発表するとしている。

　以下は森本航代表取締社長のコメント。

　「このたび当クラブの選手２名から新型コロナウイルスのＰＣＲ検査の陽性反応が検出されました。

　現在は保健所の指導により今回の陽性反応の選手の行動記録を確認して濃厚接触者の特定を行なっております。今後の試合に関してはその結果を鑑みてＪリーグと相談してまいります。

　試合を楽しみにしていただいているファン、サポーターの皆様、また試合の準備を進めていただいている東京ヴェルディの皆様へ心配をおかけしましたことお詫び申し上げます。

　日頃よりＪリーグのプロトコルに従い感染拡大防止に努めて参りましたが新型コロナウイルスとの戦いはまだまだ続きます。しかし私たちは決して諦めず今後もさらに徹底してあらゆる対策に取り組み全てのファン、サポーター、地域の皆様、選手、スタッフが安心できるような環境の整備を進めてまいります。

　また新型コロナウイルスに感染した選手についても一日でも早く回復して元気な姿で復帰できるようサポートしてまいります。引き続き皆様からの温かい応援をお願いいたします」