“浪人”香川真司 年明け1月までサラゴサ滞在か

 サッカー元日本代表のMF香川真司が来年1月の移籍マーケットが開くまでサラゴサ(スペイン)に止まる見通しとなっている。地元一般紙エル・ペリオディ・デ・アラゴンが伝えている。

 報道によるとサラゴサと契約解消した香川は1ヶ月半以上が経過した現在も所属チームなしの状態だが、引き続き当地で生活を続けている。自宅に十分なトレーニング設備があるためほとんどのフィジカルトレーニングを行なっており、これまでに数回サラゴサのクラブ練習場を利用。実戦感覚を失わないため地元アラゴン州の実質4部リーグ(※)チームの練習に参加する意向を持っているという。

 これまでにサバデルなど複数のスペイン2部クラブ、またドイツ2部やギリシャ、イタリア、トルコ、カタール、ロシア、MLSなどから移籍の話があったがいずれも合意に至っていない状況。1月の時点で改めて魅力的な提示があるとの見方で、この時点でサラゴサを出て行く流れになると見ている。

 ※名称としてはテルセーラ(3部)。スペインのリーグ序列としては1部(プリメーラ)、2部(セグンダ)、2部B(セグンダ・ベー)、3部(テルセーラ)となるため実質4部リーグとなる。なお国内5グループに分けた2部Bからが地域リーグ。3部は18グループ。

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