J1大分 片野坂監督の来季続投を発表 クラブ史上最長6季目へ

 J1大分は19日、片野坂知宏監督(49)との契約更新を行い、来季も指揮をとることが決定したことを発表した。片野坂政権はクラブ史上最長の6シーズン目を迎える。

 現役時代、左サイドバックとして活躍した片野坂監督は03年に大分で現役引退。大分、広島、G大阪でのコーチを経て、16年に当時J3の大分の監督に就任。就任1年目にJ3優勝を決めてJ2昇格。18年にJ2準優勝でJ1復帰を果たした。19年は監督として初挑戦のJ1を9位で終え、優秀監督賞を受賞した。今季はここまで9勝6分け11敗の勝ち点33で暫定12位となっている。

 J1では最小ともいえる予算規模のクラブで、大型補強に頼らず、独特の戦術でチームを作り上げる手腕に対する評価は高い。片野坂監督はクラブを通じ以下のようにコメントした。

 「この度、大分トリニータとの契約に合意し、来季も指揮をとらせていただく事になりました。大分トリニータの為に大分トリニータ愛を持って、感謝を忘れずこれからもしっかり精進したいと思います。

 来季、明治安田生命J1リーグは20チームとなり、降格は4チームと、今年とは比べものにならない程の厳しい闘いが待っています。チームの掲げた目標を達成できるように、目の前の一戦に全力で最大値を出し、皆さまの励みになる、スピーディーでアグレッシブな試合を表現したいと思います。

 コロナ禍の状況で大変な思いをされている方々が大勢いらっしゃる中で、サッカーができる幸せをパワーに変えて指揮をしたいと思います。これからも大分トリニータへのご支援ご声援どうかよろしくお願い致します」

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