リーグ戦不振J1神戸 三浦監督はACLでの実力発揮へ「運も味方につけたい」

 「明治安田生命J1、神戸0-1浦和」(18日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸はホーム最終戦も敗れ、今季最多となる5連敗のままアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に挑むことになった。三浦淳寛監督(46)は試合後のセレモニーで「Jリーグの成績は残念な結果になってしまったが、我々がやっていることは間違いない。苦しい時に逃げずに向き合うことは絶対に続けていきたい。ACLで結果を出すためにクラブ全体で、神戸に関わる全員で本気で向き合いたい」などとあいさつした。

 三浦監督はACLを見据え、浦和戦でも大胆な選手入れ替えを敢行。主力ではMF山口蛍(30)、FW古橋亨梧(25)だけを先発起用し、10月28日のアウェー仙台戦以来となる4-4-2の布陣を採用した。

 日本人選手のみの布陣は決め手を欠き、0-0の後半27分にMFアンドレス・イニエスタ(36)を投入。中盤を一枚削った4-3-3の布陣で均衡を破ろうと試みたが、同38分に警戒していたショートカウンターから失点。チームも3試合連続無得点と攻守に課題が山積みとなった。

 試合後にはACLに向けて「ネガティブに考えてもしょうがない。大会の場所も変わるので、気持ちを入れ替えて、普段対戦しない相手に我々の実力を発揮するために、運も味方につけたい」と前を向いた。

 ◆三浦監督のあいさつ全文「Jリーグの成績は残念な結果になってしまったが、我々がやっていることは間違いない。人生でも良い時も苦しい時もあるが、苦しい時に逃げずに向き合うことは絶対に続けていきたいと思う。スタジアムに足を運べないストレス、試合に勝てないストレスを与えてしまったことを心からお詫び申し上げます。すみませんでした。ただ、この苦しい時を乗り越える方法は必ずある。ACLで結果を出すためにクラブ全体で、神戸に関わる全員で本気で向き合い、結果を出すために最大限の努力をしてACLに出発したい。ACLで皆さんに喜んでもらえるよう全力で頑張ってきます」

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