鎌田大地 2列目争いも力みなし「周りの選手は気にしない」
サッカー日本代表は16日、国際親善試合メキシコ戦(現地時間17日)に向けて、オーストリア・グラーツ近郊で練習を行った。練習に先立ちオンラインでの取材に応じたMF鎌田大地(24)=アイントラハト・フランクフルト=が“2列目争い”について持論を語った。
パナマ戦では2シャドーの一角で途中出場し、FW浅野に好パスを通すなど短時間で何度も決定機を演出。10月のコートジボワール戦でもトップ下でフル出場して異彩を放った。日本代表の2列目はMF久保建、堂安らがそろう最激戦区だが、鎌田が序列を覆す勢いを見せている。
鎌田は「日本代表は2列目はかなり良い選手がそろっているし、競争はかなりあると思うが、周りの選手を気にせず自分が出た時にいいプレーをすることを考える」と平常心を強調。出場すれば進化を問われるメキシコ戦だが、力みなく強豪に対峙(たいじ)する。