「国際親善試合、日本－パナマ」（１３日、グラーツ）

　日本代表の欧州遠征・パナマ戦がオーストリア・グラーツのグラーツ・リーベナウ・スタジアムで行われる。試合に先立ち両チームのスタメンが発表された。日本はＦＷ登録選手はスタメンに名前を連ねていない。

　新型コロナウイルスの影響でＷ杯予選の延期が続き、日本代表の活動は大きな空白が生じた。１０月にオランダ・ユトレヒトで親善試合２試合が開催され、昨年１２月の東アジアＥ－１選手権以来、ようやく活動再開となった。

　オランダ遠征２試合ではカメルーン代表に０－０。コートジボワール代表とは途中出場のＤＦ植田直通（セルクルブルージュ）の代表初ゴールで１－０で勝利した。

　今回もオランダ遠征同様、招集メンバーはウイルス感染拡大の影響で全員欧州組。６人の東京五輪世代も含まれている。１９歳１６２日のＭＦ久保建英（ビリャレアル）がゴールを決めることができれば、日本代表史上２番目の年少記録となる。

　ＦＩＦＡランキングは日本の２７位に対し、パナマは７７位。

　【日本】

　ＧＫ　１２権田修一（ポルティモネンセ）

　ＤＦ　２植田直通（セルクルブルージュ）、３室屋成（ハノーバー）、５長友佑都（マルセイユ）、２０板倉滉（フローニンゲン）、２２吉田麻也（サンプドリア）

　ＭＦ　７柴崎岳（レガネス）、１０南野拓実（リバプール）、１３橋本拳人（ロストフ）、１７久保建英（ビリャレアル）、２５三好康児（アントワープ）

　【パナマ】

　ＧＫ　１メヒア

　ＤＦ　３クミングス、１３リントン、１４アンドラデ、２３ムリジョ

　ＭＦ　５アジャルサ、６グリフィス、８カラスキジャ、１０バルセナス、１９ヤニス

　ＦＷ　９トレス