長友 おっさんの意地と経験見せる「日本代表はやっぱり僕の原動力」

 「国際親善試合、日本-パナマ」(13日、グラーツ)

 サッカー日本代表は11日、オーストリア・グラーツでの合宿3日目を迎え、親善試合・パナマ戦(日本時間13日深夜)に向けた練習を行った。

 1年ぶりの代表復帰となったDF長友佑都(マルセイユ)が、ほとばしる情熱を見せた。今年初の代表活動となった10月のオランダ遠征では、メンバーに選ばれながらも、体調不良で直前に辞退。合宿に不参加となった。昨年11月のW杯予選・キルギス戦(ビシケク)以来の代表に「日本代表はやっぱり僕の原動力になっているなと改めて実感しました」と大きくうなずきながら話した。

 およそ10年以上は日本代表の左サイドバックで定位置を張る長友だけに、当人不在時に臨んだカメルーン、コートジボワールとの親善試合では“ポスト長友”探しも注目の一つとなった。コートジボワール戦で左サイドバックに入ったMF中山(ズウォレ)、DF菅原(AZアルクマール)といった若手への助言は惜しまず。「自分自身の経験を若い選手、それはライバルにはなるが、やはり伝えていきたい気持ちもすごくあり、よく話すようにはしている」というスタンスだが「彼らが育ってくれることによって、競争という意味でポジティブなエネルギーをもらえる」と自らを高める要素でもあると語る。

 そして「皆さん『ポスト長友』と言って、おっさんを外したいみたいなので(笑)。おっさんの意地というか魂を見せつつ、若い世代にも自分の経験を伝えていきたい。今はすごく楽しんでいますね」と笑っていた。

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