監督解任のサラゴサ 後任第一候補はビクトル・フェルナンデス氏の復帰
サッカースペイン2部リーグ、サラゴサは9日、前日のテネリフェ戦で敗れたあと、ルベン・バラハ監督を解任した。ここまで10試合で勝ち点10(2勝4分け4敗)と、目標の1部昇格どころか降格圏にほど近い位置に沈んでいることが理由となっている。
当面は下部組織チームのイバン・マルティネス監督が内部昇格してチーム指揮を担当するが、スペインのマルカ紙、アス紙によると、昨季まで同チームを率いていたビクトル・フェルナンデス氏の復帰が第一目標だという。
現在は無所属の前日本代表MF香川真司にとっては、先月のサラゴサとの契約解除の理由は「スポーツ的な判断」とされ、その現場担当者が責任を取らされた格好。フェルナンデス氏は昨季周囲に批判がありながらも香川を起用し続けた理解者ではあるが、現状でサラゴサでの再指揮の可能性は低いとされている。