J1川崎の鬼木監督は2日、ベテラン中村の引退発表から一夜明けてオンラインで取材に応じ「動揺がないと言ったらうそになるが、結束につながるのも間違いない。憲剛(中村)と一緒に複数タイトルを取り、フロンターレの歴史に刻んでいければ」と思いを語った。2年ぶりのJ1制覇は目前で、天皇杯全日本選手権との2冠を目指す。
10月23日に引退の意向を伝えられた後、撤回を促したが「彼の決意は固かった。納得するしかなかった」という。残るシーズンへ「彼と戦えるのはあと2カ月。吸収できるところを吸収し、しっかりこの先もやっていけるクラブになればいい」と前向きに話した。