バルサ、会長らの不信任投票を非常事態宣言中に実施か

 サッカースペイン1部リーグ、バルセロナでジョセップ・マリア・バルトメウ会長への不信任投票の実施が現実味を帯びている。26日行われる会議で幹部会メンバーが辞任する可能性があるという。バルセロナを拠点に展開するスポーツ紙、エル・ムンド・デポルティボ紙が伝えている。

 情報によると、現状では不信任投票が来月1、2日に行われる見通しがある。一方スペインで条件付きながら改めて来年3月まで非常事態宣言が出された状況で、クラブ幹部はソシオを外出させ健康被害の恐れが出て来る状態を避けるための措置として総辞職の選択肢を考えているという。クラブは多くの人の密集を避ける地元20の投票箇所を設けて11月15、16日に行うよう地元自治政府へ要望。一方ウイルス対策の衛生条件を考慮しても本拠地のカンプ・ノウを唯一の投票地として投票を行うことが可能だとの見解もある。

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