横浜M、GK朴一圭の鳥栖への期限付き移籍を発表「前を向いて挑んでいきます」

 J1鳥栖は25日、横浜MからGK朴一圭(30)が期限付き移籍で加入すると発表した。移籍期間は2021年1月31日まで。背番号は40に決まった。横浜Mからも同日、発表された。鳥栖は23日にGK高丘陽平(24)が横浜Mに完全移籍しており、異例のGKトレードが成立する形となった。

 朴は横浜Mを通じて「この度、サガン鳥栖へ期限付き移籍することになりました。急なご報告になってしまったことを申し訳なく思っています。

 まず、J3でプレーをしていた自分にJ1でプレーする機会を与えてくれたF・マリノス、そしてボスにとても感謝しています。また、サッカーに集中出来るようにサポートし支えてくれたスタッフの方々、チームメイトのみんな、本当にありがとうございました。

 このクラブに来る前までは、伝統あるF・マリノスでサッカーができるとは夢にも思っていませんでした。そしてF・マリノスに来たからこそ素晴らしい経験を得ることができました。

 シーズン半ばで移籍をすることになりますが、これまで応援してくださったファン、サポーターの皆さんの支えがあったからこそ、僕のF・マリノスでの日々がありました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。僕をF・マリノスファミリーとして温かく迎え入れてくれてありがとうございました。

 J1でプレーする機会を与えてくれたF・マリノスのためにも、挑戦する姿勢、諦めない気持ちを強く持ち、僕はこれからも前を向いて挑んでいきます」とコメントした。

 鳥栖を通じては「サガン鳥栖のファン・サポーターの皆さん、この度、横浜F・マリノスから加入することになりました朴一圭です。一日でも早くチームの勝利に貢献できるように全力で頑張りますので応援よろしくお願いします」とコメントした。

 朴は19年に琉球から横浜Mへ完全移籍。果敢な飛び出しや優れた足元の技術などで15年ぶりのJ1制覇に貢献した。

 横浜Mが来月下旬から出場するアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の外国籍選手の登録枠は3人+アジア枠1人の最大4人。韓国籍の朴一圭は登録外となれば約1カ月間も実戦から遠ざかることになるが、今回の移籍によってACL期間中の出場機会を得ることも可能となる。

 今季16試合に出場している高丘を失った鳥栖だが、違約金に加え、高丘と同じくキック精度の高い実力派GKを獲得することになった。

 ◆朴一圭(ぱく・いるぎゅ)1989年12月22日、埼玉県出身。12年に朝鮮大から当時JFLの藤枝MYFCに入団。関東1部FC KOREA移籍、藤枝MYFC復帰を経て、16年に当時J3の琉球へ完全移籍し、19年に横浜Mへ加入した。J1通算37試合、J3通算147試合に出場。180センチ。76キロ。利き足は右

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