バルサ・クーマン監督 ビデオ判定に憤慨「反バルサのためだけにVARがある!」

 サッカーのスペイン1部リーグ、バルセロナのロナウド・クーマン監督が、レアル・マドリードとのエル・クラシコ敗戦(1ー3)後、敗れたのはビデオ判定によるPK献上だと鼻息荒く指摘した。

 記者会見でクーマン監督はPKから決勝点につながった反則について「私にとってはペナルティじゃない」と断言。同監督は試合後マルティネス・ムヌエラ主審と話をし「スペインでのVARのテーマを私に説明してくれれば喜ばしいと彼に言った。5試合を戦ってVARが使われたのはバルサの反対するものだけ。セビージャ戦でメッシへのPK、ヘタフェ戦でのレッドカードは考慮されなかった」と、皮肉も交えビデオ判定の被害者になっているとした。

 クーマン監督の怒りは収まらず、PK宣告になったDFラングレとDFセルヒオ・ラモスのつかみ合いについて「最初にラモスがラングレを押しファールがあった。そのあとラングレが(ラモスの)ユニホームを引っ張ったが、ペナルティーに相当するものではない。なぜならこういうプレーはあらゆるエリア内でのプレーであること」だとした。

 一方レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督はチーム崩壊の危機を回避した格好。これまでチャンピオンズリーグ初戦のシャフタール・ドネツク戦、前節カディス戦と2連敗中で、クラシコの結果如何では解任も?との噂が出ていた。ジダン監督は「審判の判定について私がコメントすることはない。ただPKがなかったとしても我々はチャンスを作り勝利に相応しかった。信頼している選手のことを思うと嬉しい」と試合後に話した。

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