ビリャレアル・エメリ監督 “精神修養”で久保のレベルアップ願う

 サッカーのスペイン1部リーグ、ビリャレアルのウナイ・エメリ監督が、日本代表のMF久保建英に対し心の声を聞いてステップアップを図るべきだとの持論を展開した。

 リーグのカディス戦(24日)前日の記者会見で話した。久保について「メディアからのプレッシャーがあるか?」との質問には「我々は全員に同じ扱いをしていて、私は全てのメンバーと働いている」と、外部からの圧力は念頭にないとした。

 一方ですぐに全てを成し遂げようとする選手の気概を認めながらも、ある程度時間をかけながら本質的な能力アップをすべきだとの考えを示している。エメリ監督は「彼は19歳で成熟した少年だが同時にすぐに全てを望んでいる。全てを望むのは我々が要求する直近の活躍のため、また達成可能なもののためにはポジティブなことになり得る」と選手の現状を評価。

 今後の課題については「要求するものの中で我々が愛情を注いでいることを彼は感じなければならない。それは心の中の取り組みで、私はコントロールできないし、表面的に見えるものを欲しいとも思わない。心の中で我々、チームメイトや監督のことを聞いて欲しい。なぜなら選手とビリャレアルにとって最高のコンビネーションの形が重要だから」と、まるで心理カウンセラーのような発言を残した。

 同監督は「彼のことを信頼している。リーガはこの先32試合、ヨーロッパ(リーグ)もカップ戦とたくさんのものが残っている」と、先を急がず久保の成長を促す考えだとしている。

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