FC大阪が痛恨の逆転負け アウェー鈴鹿戦まさかの5失点 J3入りへ正念場

 2得点を決めたFC大阪FW川西(11)
3枚

 「JFL、鈴鹿ポイントゲッターズ5-3FC大阪」(24日、AGF鈴鹿陸上競技場)

 大阪から3番目のJリーグ入りを目指すJFL・FC大阪はアウェーで、3-5で鈴鹿に痛恨の逆転負け。25日に同節の残り4試合が控える中、FC大阪は4勝2分け4敗の勝ち点14で暫定5位。リーグ戦残り5試合、J3入会へ正念場を迎えた。

 秋晴れだが、非常に強い風が吹く中、FC大阪は2週間ぶりのリーグ戦を迎えた。15日に加入が発表された元C大阪MF大山が早速のベンチ入り。しかしDF附木がトレーニングで負傷して欠場。守備の要であるDF池永もケガで長期離脱中と、ベストの布陣を組むことができない。附木に代わってDF舘野がディフェンスラインに入った。

 前半、流れをつかんだのはFC大阪。4分、FW川西からのボールをMF水野が合わせる。GKがはじいたこぼれ球をFW横野が右足で決めて早々に先制点を取る。しかし13分、鈴鹿FW佐藤に決められ同点にされると、30分には同じような流れからまたもや佐藤に決められて逆転を許してしまう。40分、FC大阪は水野が負傷すると、新加入の大山を投入。ファーストプレーから持ち味の速さを生かして、ライン際のボールに追いつき、チャンスメークした。

 後半8分にFC大阪は大山がドリブルで持ち上がり、MF前田のクロスから川西が頭で合わせて同点に追いつく。だが、わずか3分後に鈴鹿MF遠藤に決められ再びリードを許してしまう。負けられないFC大阪は16分、大山がドリブルで中央に切り込みPKを獲得。しかしこれを決めることができず、逆にCKから鈴鹿に追加点を決められた。22分に川西が技ありのシュートを決めて再び1点差に詰め寄ったが、25分に5点目を奪われ万事休すとなった。

 新戦力の大山や、横野、川西といった攻撃陣が躍動し、3得点をもぎ取ったが、ディフェンスにほころびが出てまさかの5失点。守備の立て直しが急務となる。泣いても笑っても残り5試合。最低でも4位以内が必要なJ3入会へ、正念場を迎えた。

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