南野は連続得点5戦でストップ…記録は「知らなかった」勝利もたらせず「悔しい」
「国際親善試合・日本0-0カメルーン」(9日、ユトレヒト)
無観客で行われ、欧州組のみで編成された日本はカメルーンと引き分けた。MF南野拓実(25)=リバプール=は無得点に終わり、国際Aマッチ連続ゴールは5試合で止まった。
新10番の初陣は不発に終わった。先発出場した南野は後半26分に途中交代。日本代表では1985年に木村和司が記録した6試合連続に肩を並べることはできなかった。「記録のことは知らなかった。こだわりはない。チームの勝利に貢献できなかったことが悔しい」と消化不良の引き分けを振り返った。
定位置のトップ下で先発出場し、後半から2シャドーの一角として71分間プレーした。開始早々から果敢な守備を見せ、前半19分には左足でチーム最初のシュートを放った。「強引でもゴールに向かうプレーが必要」と同22、43分にも積極的にゴールを狙ったが、ゴールをこじ開けるには至らなかった。
1月に名門リバプールに移籍して以降、初の代表戦となった。世界最高峰で磨かれた心技体に注目が集まったが「何かを示せれば良かったが、チームとして無得点だったことは残念」と無念の表情を浮かべつつも、次戦コートジボワール戦(13日)に視線を向けた。