森保監督、コロナ感染で3人離脱のカメルーン警戒「代わりの選手が野心を持って出てくる」
サッカー日本代表の森保一監督(52)は8日、オランダ・ユトレヒトで行われる国際親善試合カメルーン戦(9日)に向けたオンラインでの公式会見を行った。冒頭で「コロナ渦の真っただ中、代表活動をさせていただく環境作りに尽力していただいた全ての方に感謝を申し上げたい」と謝意を述べた。
対戦相手のカメルーンでは新型コロナウイルスのPCR検査で2人が陽性判定となり、濃厚接触者1人を合わせた計3人がチームを離脱するというアクシデントも起こった。それでも「能力の高い選手がそろっている。選手が欠けても代わりに出る選手が非常に野心を持って出てくることも考えられる。非常に手ごわい相手と強化試合ができる」と警戒した。
新型コロナウイルスの影響でW杯予選の延期が続き、日本代表にとっては昨年12月の東アジアE-1選手権以来の試合となる。指揮官は「日本に勝利をお届けする、ひたむきにベストを尽くす姿を届けて勝利を喜んでもらう、そして励ましのエールになるような戦いをしたいと、選手は練習から激しく厳しく臨んでくれている。試合に向けた思いが伝わる」とチーム状態を説明した。